現在、沖縄旅行の主流はレンタカーになっていますが、
運転免許証を持っていない方や、年配の方の個人旅行ではまだまだ不便な面もあります。
金銭的に余裕があれば、タクシーを半日なり一日借り切っての旅行もよいかと思います。
しかし、金銭的に余裕がなく、南部の周遊や北部の美ら海水族館などへ行く場合は、
公共交通機関はバスになります。
南部などの周遊は、路線バスで移動するより、バス会社や地元のツアー会社の、
オプショナルツアーが便利かと思います。
オプショナルツアーなどの申し込みは、ホテルで取り扱っている場合もありますが、
ビジネスホテルでは取り扱っていないので、観光案内所などで聞くのがベストかと思います。
空港に「沖縄観光コンベンションビューロ観光案内所」があります。
国際通り付近(三越の近く)には、那覇市観光協会の案内所があります。
バス会社でもツアーがあります。
沖縄バス株式会社
那覇バス株式会社
また、民間の観光案内で、様々なツアーを取り扱ってる会社もあります。
楽なのは、オプショナルツアーですが、
個人で沖縄のバスを利用して旅行することも可能です。
しかし、沖縄の路線バスは、数社が乗り入れていて、路線も複雑に感じます。
また、時刻表通りに運行されないことも多いので、
本土のバスの感覚で行くと、不安になります。
しかし、那覇から58号線を通って、中部(北谷や宜野湾)北部(名護、本部)方面へ
行って戻る程度であれば、バスの旅も楽しいものです。
那覇のバスターミナル(モノレール旭橋駅近く)で、
例えば、「美ら海水族館へ行きたいのですが」と聞けば、案内してもらえます。
那覇から名護までは高速バスも出ているので、比較的早く行くことができます。
(とは言っても2時間程度はかかりますが)
単純に、案内された路線番号のバスに乗れば辿りつけます。
バスで長距離を移動する場合は、必ず、ターミナルの案内か、
運転手さんに行き先と、所用時間、
また、その日に戻れるバスがあるかを聞いてから利用するようにしましょう。
やはり、長距離の北部行きのバスは、本数が少なく、
平日や日祝日などの運行状態が大きく異なるものも多くあります。
旭橋のバスターミナルは窓口が会社ごとに分かれていて少し複雑なので、
那覇空港国内線、1階到着ロビー中央にバスの窓口もあるので、
ここで案内もしてもらえます。
路線図なども配布されているので、空港についたら立ち寄ることをおすすめします。
<沖縄でのバス利用の注意点>
バスターミナルや始点・終点の時刻は遅れることがあっても、早まることはないですが、
途中のバス停などは、道が空いている場合、時刻表よりも早く来て、早く出発することもあります。
料金の支払いは、市内の統一料金のバスは、前払い。
長距離など整理券が必要なバスは後払いです。
必ず、乗車時に整理券を取るようにしてください。
乗車下車口がひとつのバスは降りる方が優先です。
停留所でも、希望のバスが着たら手を上げて止めていたようですが、
今はバス停で立っていれば、全てのバスが一度、停車してくれます。
しかし、手を上げている方も多いです、
長距離は所用時間、戻りのバスの時間を確認してから利用するようにしましょう。
バス停に書かれている路線図ですが、長距離の場合は、主なバス停しか書かれていない場合があるので、
事前に路線図を入手してバス停があるかなどチェックしておいた方が無難かと思います。