沖縄に行くと、本土とはちょっと違った文化が目につきますが、
一番に目に入って来るのは、シーサーではないかと思います。
沖縄にはいろんなシーサーがいっぱいいます。
怖い顔したシーサーや可愛い顔したシーサー。
陶器のシーサーや赤瓦でできたシーサー。
沖縄の人も「このシーサー、可愛いさ〜!」
と、反応するほど、暮らしに溶け込んでいて、
みんなに愛されているのが分かります。
このシーサーですが、見ての通り、神社にあるこま犬や獅子と同じ類いです。
遠くオリエントのライオンをイメージしたものが、
シルクロードを通って、中国を通って、沖縄へも伝わってきたものです。
最近では、ひょうきんな面白シーサーもたくさんありますが、
れっきとした守り神です。
通常、屋根の上や、玄関などに置かれています。
古い家屋だけではなく、新しく建ったお家やマンションにもちゃんといます。
玄関などでは、2体のシーサーがいて、
口を開けているのが、雄で「あ」と言っています。右側に置かれています。
口を閉じているのが、雌で「うん」と言ってます。雌は左です。
沖縄では、昔は石や陶器でできたシーサーが主流で、
もちろん、お金持ちもお家や集落の入り口などにあったのですが、
沖縄の民家を建てた際に、余ったり割れた赤瓦を漆喰で固めて作って、
屋根の上に上げ、普及したようです。
■屋根の上のシーサー
■昔のシーサー
■いろんなシーサー
※はずかしながら、私の自作シーサーです。
沖縄にはいろんなシーサーがいっぱいあるので、
シーサーだけを写真に撮る旅行をしても、とても楽しいと思います。
シーサーの購入、販売、お取り寄せ。