沖縄に行くと、シーサーと同じように沢山目に入ってくるのが、
石敢當。
「いしがんとう」と言います。
※「いしがんどう」や「せきかんとう」「せっかんとう」などと呼ぶ方もいます。
家の門や玄関の下や、路上によく設置されています。
表札よりちょっと大きめのサイズが多いように思います。
一番多く目にするのは「T字路」や「三叉路」の突き当たりにあります。
これもシーサーと同じく、魔除けです。
沖縄や南西諸島では、魔物(マジムン)がいると信じられ、
このマジムン君は、曲がることがでいないようで、
直進してくると、そのまま家の中に入ってくると言われてます。
なので、T字路や三叉路の突き当たりに設置して、
入ってこないようにしてるんだそうです。
マジムン君は、この石敢當に当たると砕け散るんだそうです。
なんとも滑稽な魔物です。
決して、習わしだけで設置されているだけでもないようで、
普通にコンクリートに割り箸で書いたようなものや、
サインペンで書いたようなモノも目にします。
生活の一部なんですね。
最近はシーサーと同じようにお土産でも売られているので、
お土産にどうですか?
沖縄だけではなく、鹿児島などにもある風習のようです。