サウスバウンド

直木賞受賞作品、奥田英明氏の小説を原作とした映画です。
当初、この映画の宣伝などを見た時に、
また、沖縄ブームに乗って離島を舞台にした映画か、、、
と思ってはいたのですが、映画を見る前に原作を読んでみることに。
正直、映画の宣伝とはちがった内容でした。(個人的な偏見もあったのかもしれませんね)

映画ですが、元活動家だった主人公(父親)が様々な問題を引き起こすのだが、
その一家が、生まれ故郷の西表島へ帰り、またそこでも問題を引き起こします。
しかし、今の世の中の矛盾や問題を痛快に指摘したり、
コミカルなタッチで描かれていて楽しい作品です。

離島の問題なども出てきますが、国家とは?法律とは?
生き方とは?ということに問題意識を向けた作品かと思います。
できれば、原作も読むことをお勧めします。

この作品ですが、実際は今帰仁で撮影されているようですね。

<アマゾンより>
◆ストーリー
「税金など払わん、学校へなんか無理に行かなくていい」 子供の迷惑顧みず、"不正"に
向かって突進するオヤジ(、トルツメ)一郎は、元過激派。小学生の二郎と妹・桃子は、
そんな父親を迷惑な存在だと思っていた。だが、二郎が友達のためにいじめっ子に手向かった
ことが学校で問題になると「我が家は沖縄の西表島に引っ越すことにします!
誰もが歩む人生に、たいした価値があるとは思えないので、東京での生活を終わりにします」 と宣言!
一家は沖縄へ移住する。偽善を嫌い、自分の道をまっすぐに突き進む父の姿に、二郎は
「親父って、すげぇ!」と父を見直していく。 だが、この地でも一郎は観光開発業者と闘う
羽目になってしまう…。

出演: 平田満, 天海祐希, 豊川悦司, 加藤治子, 松山ケンイチ
監督: 森田芳光
2007年

TSUTAYA DISCASでレンタル可能です。
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