篠原哲雄監督で沖縄の映画と言えば「深呼吸の必要」が有名ですが、
その数年前にも沖縄を舞台にした映画があると知り、見てみました。
この「きみのためにできること」ですが、
沖縄での舞台は完全、宮古島が舞台になっています。
篠原哲雄監督らしい、独特な雰囲気がある映画でした。
宮古上布と音。
不思議な世界観のある映画です。
主演の真田麻垂美さんですが「月とキャベツ」で独特な雰囲気の少女役のイメージでしたが、
この映画では大人の女性を演じていました。

出演：柏原崇、真田麻垂美、川井郁子、田口浩正、永島暎子、大杉漣、岩城滉一
監督: 篠原哲雄
２０００年

＜アマゾンサイトより＞
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駆けだしの録音技師である高瀬は、ドキュメンタリー番組の取材で、沖縄は宮古島を訪れた。そこで知り合った、バイオリニストの耀子。Eメールで連絡を取りあう恋人がいながらも、レポーターとして撮影に参加する彼女に心魅かれていく。しかし彼女は、芸術家の木島とただならぬ関係にあった。
宮古島の風土や宮古上布を織る実際の人々の描写を随所に盛りこんだドキュメンタリータッチで、主人公の人間的成長を繊細につづる青春映画だ。篠原哲雄監督の繊細かつ透明感あふれる演出と、柏原崇をはじめとするキャスト陣の魅力が巧みにマッチして、静かで微笑ましい秀作に仕上がっている。耀子には、本物のバイオリニスト、川井郁子が起用された。また、篠原監督の劇場用デビュー作『月とキャベツ』に続き、真田麻垂美が主人公の恋人を好演している。（的田也寸志）

内容（「DVD NAVIGATOR」データベースより）
『はつ恋』の篠原哲雄によるラブロマンス。録音技師の俊太郎は、TVのドキュメンタリー番組を製作するために向かった沖縄で、美人レポーター・耀子に心惹かれていく。