あゝひめゆりの塔
ひめゆりの塔に関しては、何度も様々な作品が作られています。
映画だけではなく、テレビドラマなどでも多く題材になっているかと思います。
この「あゝひめゆりの塔」は1968年の日活映画で、吉永小百合さんが主役。
終戦から20年程度が経ち、日本は高度成長期に浮かれる当時の若者に向け、
過去の戦争を考え、過去の戦争はなんだったのか?と、問を投げかけている映画かと思います。
1980年代の日本の映画全盛期以降に作られた映画とは違い、
今とはまた違った戦争への切り口や、表現、伝えたいことがこの映画には含まれているように感じました。
映画としては、様々な「ひめゆりの塔」と見比べるのも良いかと思いますし、
また、沖縄の歴史として、過去の戦争のことは必ず知っておく必要があると思っていますので、
沖縄を語る際、青い海や空、ゆっくり流れる島の時間、綺麗なことだけではなく、
過去の戦争とも向き合う必要があるのではないとか思っています。
是非、一度、ご覧ください。
出演: 吉永小百合, 浜田光夫, 和泉雅子, 乙羽信子,渡哲也,藤竜也
監督: 舛田利雄
1968年
<アマゾンサイトより>
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太平洋戦争末期の沖縄本島で臨時看護婦部隊として従軍し、壮絶な玉砕を遂げた、沖縄師範学校の女子生徒たち。この通称「ひめゆり部隊」の乙女たちの悲劇的な最期を描いた戦争映画である。冒頭とラストには68年当時の若者風俗をおり込み、そこから戦時中を回想していく構成になっている。
吉永小百合や和泉雅子など、時の日活青春映画スターを総動員していることもあり、叙情的描写が印象的だ。その一方で、戦闘シーンになるとダイナミックな迫力がひときわ目につく。のちに『トラ・トラ・トラ!』や『二百三高地』など、戦争大作の第一人者となるアクション派、舛田利雄監督ならではの持ち味だろう。
なお、ひめゆり部隊を主題とした映画は、53年『ひめゆりの塔』以来、本作を含め62年、82年、95年にも製作されている。(的田也寸志)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
‘ひめゆり部隊’として戦火に散った乙女の悲劇を綴った名作をDVD化。臨時看護婦として陸軍病院に送られ、過酷な運命に翻弄される沖縄の女子学生たちの姿を描く。
TSUTAYA DISCASでレンタル可能です。 |
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