沖縄は物価も安いんでしょ?
なんてことをよく言われますが、離島や田舎であれば、家賃が多少安いと思いますが、
那覇などの都心部であれば、東京や大阪の都会と比べると、安いかもしれませんが、
大人が普通に生活する分には、大きく変わらないと考えた方が良いと思います。
多少割安感があると思うものは、
●家賃
●タクシー運賃(初乗り450円〜500円)
●自動車、自賠責保険
●県産品の食品類
●居酒屋での飲み代
くらいかと思います。
逆に割高なものもあります。
●電化製品(最近は安いものもありますが、選択肢が少ない)
●沖縄から本土への旅行(ツアー代金)
●贅沢品(ブランドものなど)
沖縄は物価が安い=低収入で生活ができる。
という考えは基本間違っています。
贅沢をせず、質素に生活している県民性があるから
低賃金で生活していると考えた方がベストです。
日本で生活をしている限り、今の日本では、国へ支払うお金、
健康保険、国民年金、税金類等で収入の40%以上、支払うわけなので、
(近い将来は50%になるかと思います)
沖縄に来たら、本土の半額くらいで生活ができるのではないかと、
考えるのは間違っているかと思います。
一部、都会の生活を捨てて、離島や田舎で極端に質素な生活を求め、
移住されてる方は別かと思いますが、その生活を続けている方はやはりごく一部かと思いますし、
そのような生活でも、健康保険や国民年金などの必要最低限の支出はあります。
私の場合の、一月のランニングコストと年間の予想支出です。
<<月>> |
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家賃 |
52000円 |
水道代 | 2000円 |
電気代 | 5000円 |
ガス代 | 2500円 |
食費(外食込み) | 50000円 |
雑費 | 10000円 |
国民年金 | 14100円 |
国民健康保険 | 25000円 |
生命保険 | 14000円 |
インターネット関連 | 4500円 |
携帯代金 | 7000円 |
ガソリン代 | 10000円 |
合計 | 196100円 |
<<年間必要経費>> | |
自動車税 | 34500円 |
車検 | 80000円 |
自動車保険 | 40000円 |
住民税 | 300000円 |
本土への帰省1回 | 50000円 |
合計 | 504500円 |
年間 | 2,857,700円 |
私の場合は個人事業主なので、サラリーマンとなると変わってくる場合があるとか思いますが、
年間、最低でも300万円は必要になるかと思います。
どれだけ、削っても250万円ないと、生活は厳しいと思います。
上記以外に、万が一、PCや家電が故障した場合に買い替えたり、
冠婚葬祭、遊費用など、出費もあります。
お金の面は事前によく考えておいた方が良いと思います。
結論として、那覇などの都会で生活をするには、
金銭面では、本土での生活をするのとほとんど同じですね。