ニライカナイからの手紙

沖縄を舞台にした最近の映画では「涙そうそう」と並んでメジャー級の映画かと思います。
竹富島と東京を舞台に、母子と家族、そして島の愛情を描いた映画。
「涙そうそう」もドラマチックに泣ける映画かと思いますが、
この「ニライカナイからの手紙」も、心にジーンと来る映画です。

出演者は、蒼井優さんか主演、そしてオジィ役に平良進さん。
平良進さんと言えば、平良とみさんの旦那さんで、ナビィの恋では、
夫婦で共演されています。
平良とみさんは、いろんな映画で良くみかけますが、
平良進さんは、平良とみさんと比べると作品数も少なく、
時々は出ているけれど、ちょこっとしか出演されていない場合が多いのですが、
この映画では、助演として重要な役柄で出演されています。
セリフはびっくりするくらい少ない役柄ですが、格好いいです。

竹富島の綺麗な風景も見物です。
沖縄映画を見ていると、取って付けたように「安里屋ゆんた」が流れることがありますが、
牛舎で有名な竹富島だけあり、劇中で流れる「安里屋ゆんた」も心地よいです。
(ちなみに、「安里屋ゆんた」は竹富島が舞台の曲です。)

沖縄好きとか、離島が好きとか関係なく、
普通に見て、感動できる映画かと思います。

出演: 蒼井優, 平良進, 南果歩, 金井勇太, かわい瞳
監督: 熊澤尚人
2005年

<アマゾンサイトより>
2005年6月に公開された、蒼井優主演のハートフルな物語。共演は平良進、南果歩、金井勇太ほか。能澤尚人がメガホンを取り、多感な少女の心の成長を丁寧に描いて話題を呼んだ。舞台は沖縄・竹富島。6歳のときに母・昌美(南果歩)と別れた風希(蒼井優)は、毎年誕生日に母から届く手紙を心待ちにしていた。いつしか父の形見のカメラで写真を撮り始めた彼女は、写真家になる夢を育みながら、母のいる東京へと思いを馳せるようになる。19歳の誕生日を迎えた風希に、今年も母から手紙が届き…。ストーリーは極めてシンプルだが、出演者の醸し出す雰囲気や間合い、映像の美しさが非常に雄弁で、知らず知らずのうちにぐいぐいと作品に引き込まれていく。なんといっても、風希=蒼井優のピュアな存在感に、強く心をつかまれる。(みき~る)

 
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