アコークローとは、沖縄の方言で、昼と夜の間との意味。薄暗い、黄昏といった意味でもあります。
          ホラーサスペンス映画なので、非常に強烈な悲劇と、ホラーとしても怖いシーンもある映画ですが、
          サーダカー同様に、沖縄の不思議な面が描かれています。
          サーダカーが「ユタ」をテーマにしているとすれば、アコークローは「キジムナー」がテーマかと思います。
          木の妖精とだけ捉えられがちなキジムナーですが、諸説あることが描かれています。
          また、怖い&オドロオドロしいだけで終始している映画ではなく、ラストはとても常識的で、
          しっかりした締めくくりにとても好感を持ちました。
          オバァ役には吉田妙子さんも出演されています。
          また、尚玄さん、エリカさんなど沖縄出身の方も多く出演されています。 
        
出演: 田丸麻紀, 忍成修吾, 尚玄, エリカ, 村田雄浩,吉田妙子
          監督: 岸本司
          2007年
        
 <アマゾンサイトより>
          内容(「Oricon」データベースより)
          “謎めいた沖縄”というもう一つの顔がリアルに描かれる琉球奇譚。アコークロー。沖縄の方言で昼と夜の間を意味する魔の刻に、恐ろしい悲劇は幕をあける。東京に住む美咲は、恋人・浩市のいる沖縄へ心の傷を癒しに訪れる。浩市の友達・仁成らと出会ったのも束の間、ある事件に巻き込まれてしまう。そこには幸せな楽園に暗い影を落とし、愛する者たちの仲を引き裂いていく妖怪キジムナーの存在があった…。
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