下地島空港(沖縄県宮古島市)で、ANA(全日本空輸)が約13年ぶりに操縦訓練を再開することが明らかになりました。かつて「航空ファンの聖地」として知られたこの空港に、再びANAの機体が戻ってきます。本記事では、訓練の詳細スケジュールや機体情報、見学を考えている方向けのポイントまでまとめて紹介します。
ANAが下地島空港での訓練を再開する理由
ANAは沖縄県副知事への表敬訪問を通じて、下地島空港での訓練再開を正式に発表しました。背景にあるのは、パイロット養成数の増加です。現在、ANAの操縦訓練は中部国際空港(セントレア)で行われていますが、訓練生の増加に対応するため、11月から下地島空港でも小型機の訓練を追加実施することになりました。
沖縄県にとっても、下地島空港の利用機会が増えることは収支改善につながると期待されています。
参考記事:
訓練の概要(2026年11月)
今回発表された訓練内容の要点は以下の通りです。
- 実施時期:2026年11月1日から20日間
- 訓練生:8名
- 教官:5名
- 使用機体:小型エアバスA320シリーズ
- 訓練内容:タッチアンドゴーなどの操縦技術訓練
- 飛行ルート:空港西側を旋回飛行
- 1周あたりの飛行時間:約7分
- 1便あたりの周回数:7周
- 期間中の想定離着陸回数:合計240回
- 整備士:訓練期間中に派遣予定
- 宿泊先:下地島コーラルホテル
なお、現時点では小型機による訓練のみが予定されています。将来的に下地島空港の燃料供給設備が整備されれば、中型・大型機による訓練実施も検討される可能性があるとのことです。
1日あたりの訓練回数を予測してみる
公式発表の数字から、1日あたりの訓練頻度を大まかに計算してみます。
- 20日間で240回の離着陸 → 1日あたり平均12回
- 1便あたり7周(=14回の離着陸に相当)と考えると、1日2便程度の訓練が行われる可能性が高いと予想されます。
下地島空港では、民間機の離着陸が1日あたり5〜6便程度、午前から夕方にかけて運航されています。そのため訓練は、
- 民間機が飛び始める前の早朝
- 民間機の離発着の合間
に組み込まれる可能性が高く、訓練内容によっては夜間に実施されることも考えられます。
※上記はあくまで発表数値をもとにした推測であり、実際のスケジュールとは異なる場合があります。
見学を考えている方へ
航空機ファンの間では、民間機の発着時刻と照らし合わせて現地見学を計画する動きも出てきそうです。当日のフライト状況は、下地島空港の公式フライト情報ページで確認できます。
- 下地島空港「本日のフライト」:https://shimojishima.jp/flight/
現在は小型機での訓練にとどまりますが、かつて下地島空港で行われていたような大型機によるダイナミックなタッチアンドゴー訓練が再び見られる日も、そう遠くないかもしれません。
まとめ
- ANAは2026年11月1日から20日間、下地島空港で13年ぶりに操縦訓練を再開
- 訓練生8名・教官5名、A320シリーズを使用したタッチアンドゴー訓練を実施
- 期間中の離着陸は合計240回を想定、1日あたり2便程度の訓練になる見込み
- 将来的には燃料供給設備の整備次第で中型・大型機訓練の可能性も
今後の続報にも注目です。
参考:
- 下地島空港フライト情報:https://shimojishima.jp/flight/
- udasei.com「航空ファンの聖地にANAが帰ってくる!下地島空港で訓練再開へ」:https://udasei.com/archives/2010
- udasei.com「下地島空港でANAの訓練再開へ!訓練内容の詳細が判明 ANAが副知事を表敬訪問」:https://udasei.com/archives/2307
