「ふらっと沖縄に行ってみたいけど、女性ひとりで大丈夫かな?」
「車もないし、知らない土地で困らないかな……」
そんな不安がよぎって、「また今度にしようかな」と見送ってしまう方もいるかもしれません。
でも実は、女性ひとりで沖縄を旅する方はとても多いです。初めは軽い気持ちで訪れたのに、沖縄の空気にすっかり魅了されて何度も通うようになった方や、そのまま移住してしまった方もいるほどです。
日常を離れたいときこそ、沖縄へ
仕事や人間関係で、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいる女性は少なくありません。そんなときにおすすめなのが沖縄。
飛行機に乗れば、そこは日常とは違う時間が流れる場所。パスポートは要りませんし、言葉も通じるので、海外に比べて気持ちのハードルもぐっと低くなります。ぼんやり海を眺めながら、自分のことや今の環境をゆっくり見つめ直す。そんな時間を過ごすには、うってつけの場所です。
一人旅の醍醐味は「全部自分で決められること」
沖縄はカップルや友人、家族とのグループ旅行にも向いていますが、一人旅ならではの楽しさがあります。
- 行きたい場所に、行きたいときに行ける
- 食べたいものを、好きな時間に食べられる
- スケジュールを決めず、行き当たりばったりで動ける
たとえば、旅先で雨に降られたり、台風に当たったりしたとき。複数人だと気持ちが沈んだり、予定の組み替えに気を遣ったりしますが、一人ならその日の気分次第です。カフェで読書をして過ごしたり、雨の沖縄をしっとり味わったりと、天気さえ自分なりの楽しみに変えられます。
夜のひとり時間も自由に
社交的な方なら、カウンターのある小さな居酒屋で泡盛をちびちび飲みながら、お店の方や隣のお客さんとおしゃべりするのも素敵です。そんな出会いは、旅のいい思い出になります。
一人でお酒のお店に入るのはちょっと苦手、という方も心配いりません。沖縄ならではのファーストフード「A&W」でルートビアを飲んでみたり、カフェでタコライスを食べたりと、気軽にひとりごはんを楽しめるお店がたくさんあります。
朝はゆっくり、ホテルも自分の予算で
せっかくの休みなのだから、朝は早起きせずにホテルでのんびり。お昼ごろから動き出しても、誰にも文句は言われません。
宿選びも思いのままです。頑張った自分へのご褒美にリゾートホテルに泊まってエステを受けるのもよし、シティホテルやビジネスホテルで費用を抑えて、そのぶん食事やお買い物に使うのもよし。予算も好みも、すべて自分基準で決められます。
車の運転ができる方へ:北部ドライブ&世界遺産めぐり
運転に自信があるなら、レンタカーを借りて北部方面へ出かけるのがおすすめです。
美ら海水族館を見学したあとは、近くの備瀬のフクギ並木をのんびり散策。フクギの木陰を歩いていると、時間がゆっくり流れているように感じられます。その後は橋を渡って古宇利島へ。途中でおしゃれなカフェを見つけてランチ休憩を挟めば、ひとりドライブならではのまったり旅になります。

歴史や景色が好きな方には、世界遺産に登録されている城跡めぐりもおすすめです。今帰仁城跡、中城城跡、勝連城跡など、どこも眺めが素晴らしく、石積みの城壁と海の景色は格別です。ただし日差しを遮るものが少ないので、暑い日は避けるか、帽子と飲み物を忘れずに。
さらに足を伸ばして、久高島などの離島へ渡るのも楽しいですよ。レンタル自転車で昔ながらの集落や真っ白な島道は現実逃避できます。

ちなみに、沖縄でもGoogleマップの交通情報はかなり正確です。行きたい場所を事前に登録しておけば、予定どおりに移動できるので、初めての運転でも安心です。
車がなくても大丈夫!那覇をぶらり街歩き
「車がないから沖縄は無理かも」と思っている方、安心してください。那覇市内なら、車なしでも十分楽しめます。
国際通りから平和通りへ抜け、公設市場や周辺の市場をぶらぶら。南国の魚や野菜、島の食材を眺めているだけでも旅気分が盛り上がります。少し足を伸ばして壺屋やちむん通りへ行けば、沖縄の陶器「やちむん」の工房やお店が並んでいます。石畳の通りを歩きながらお気に入りの器を探す時間は、お土産選びを超えた特別な体験になるはずです。


移動には、ゆいレール(モノレール)の1日乗車券が便利です。復元が進む首里城エリアや、新都心(おもろまち)のDFS、国際通りなど、主要スポットを効率よくまわれます。
さらに、沖縄はレンタサイクルも充実しています。モノレールと自転車を組み合わせれば、行動範囲がぐんと広がります。
北谷アメリカンビレッジは女性ひとりにもおすすめ
車でもバスでも行ける北谷アメリカンビレッジは、女性のひとり旅にもぴったりのスポットです。

広いエリア全体がアメリカの街並みをイメージして作られていて、歩いているだけでワクワクします。少し迷いそうなほど広いのですが、それもまた楽しさのひとつです。
沖縄で人気のコスメブランド「首里石鹸」のショップや、沖縄らしいデザインのTシャツが見つかる「ハブボックス」、一年中クリスマスグッズが並ぶ「クリスマスランド」など、コスメ、洋服、雑貨と、ゆっくり見ていたら1日では足りないほどお店が集まっています。
ひとりで入りやすい飲食店も多く、食事にも困りません。週末になると、周辺の米軍施設から来たアメリカ人の方々も食事に訪れるので、まるで海外にいるような雰囲気になります。
バスで行く北部の旅は、ちょっとした冒険
「バスで美ら海水族館へ行く」というのも、ひとり旅ならではの楽しみ方です。
知らない土地でバスに乗るのは少し不安かもしれません。でも、その不安を乗り越えた先には、ちょっとした冒険のような、記憶に残る旅が待っています。実際にやってみると意外と簡単で、那覇のバスターミナルから美ら海水族館方面へ向かうバスが出ています。北部へバスで向かう旅行者は多いので、周りに同じ目的の人がたくさんいて心強いですよ。
じつは私の知り合いは、このバスの旅をする女性が多く、バスの旅の最後の夜に、呼び出されお酒を飲むことが多いのですが、みなさん、旅の道中のことや、ちょっと迷ったことなど、楽しそうに話してます。少しの冒険は記憶に残る旅行になってるようです。
気になる沖縄の治安は?
女性のひとり旅で気になるのが治安ですよね。沖縄の治安は、東京や大阪などの都市部と同じくらいの感覚でよいと思います。深夜に出歩かなければ、女性ひとりでも安心して過ごせます。夜遅い時間の移動や暗い道を避けるなど、ふだんの旅行と同じ心がけがあれば十分です。
ただ、ひとつだけ気をつけてほしいのが紫外線です。沖縄は冬でも紫外線が強く、曇りの日でも油断は禁物。日焼け止め、帽子、サングラス、羽織りものなどのUV対策は万全にして、旅を楽しんでください。
まとめ:まずは気軽に、ひとりの沖縄へ
車があってもなくても、お酒が飲めても飲めなくても、沖縄には自分のペースで楽しめる場所がたくさんあります。誰かに合わせず、自分のためだけに使う時間は、思っている以上に心をほぐしてくれます。
「ちょっと疲れたな」と感じたら、ふらっと沖縄へ。ひとり旅の心地よさに、きっとハマってしまうはずです。
こんな旅もありますよ。猫好きの方へ。
