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年配の親との沖縄旅行|70代・80代でも無理なく楽しむためのポイント

高齢者との沖縄旅行

両親や親族と沖縄旅行を考えている40代、50代の方も多いのではないでしょうか。
最近は、40代・50代の子ども世代が、70代以上の両親を連れて沖縄旅行をするケースも珍しくありません。
銀婚式や金婚式、古希、喜寿などのお祝いとして、子どもから両親へ沖縄旅行をプレゼントすることもあります。

ただ、若い世代だけで行く沖縄旅行と、70代・80代の親を連れて行く沖縄旅行では、旅行の組み立て方がかなり変わってきます。
「せっかく沖縄まで来たのだから、あそこもここも見せてあげたい」
そう思って予定を詰め込みすぎると、かえって親が疲れてしまうことがあります。

私自身、沖縄に住んでから両親や叔父、叔母などを観光に連れて行った経験があります。最初の頃は、沖縄の有名な観光地をできるだけたくさん見てもらおうと考えていました。ところが、実際に一緒に観光してみると、若い世代との旅行とはまったく違うことに気づきかされました。
歩く速度だけではなく、休憩の回数、食事、トイレ、車での移動、ホテル選び……。
「沖縄旅行は、観光地をたくさん回ればいいというものではない」
というのが、私の実感です。

高齢者の旅行シーン

この記事では、そんな実体験や失敗の経験も踏まえて、年配の親や高齢者と沖縄旅行をする際のポイントを紹介します。

もちろん、体力や健康状態、性格、親子関係などによって事情は異なります。すべての人に当てはまるわけではありませんが、これから親御さんとの沖縄旅行を考えている方の参考になればと思います。

また、ご年配のご夫婦のみでの沖縄旅行にもヒントになる内容ですので、ご旅行を検討中の方は、ご覧ください。

年配の親との沖縄旅行は意外と多い

親が70代、80代になってくると、以前のような旅行が少しずつ難しくなってきます。海外旅行はもちろん、長時間の移動や乗り換えが多い旅行も負担になります。
夫婦で旅行したくても、
「夫婦どちらかの足腰が弱くなった」、「長時間歩くのが難しい」、「車の運転が心配」、「バスや電車の乗り換えが大変」、「トイレが心配、「疲れやすくなった」
など、若い頃には気にならなかった問題が出てきます。

沖縄旅行の場合、観光地が広い範囲に分散しているため、レンタカーでの移動が中心になることも多くあります。しかし、高齢になってから慣れない土地で運転するのは大変です。

そこで、40代・50代の子ども世代がレンタカーを運転し、両親を観光に連れて行くという旅行スタイルが増えてきます。
「親が元気なうちに、一緒に沖縄へ行っておきたい」
そんな旅行として、沖縄は意外と相性の良い場所だと思います。

年配の親との沖縄旅行は「4月・11月」がおすすめ

まず重要なのが、旅行する季節。
私なら、70代以上の親との沖縄旅行では、4月または11月頃をおすすめします。
沖縄の春と秋は、真夏ほど暑くなく、比較的過ごしやすい時期です。
また、夏のハイシーズンと比べると観光客も少なく、旅行費用を抑えやすいというメリットもあります。

特におすすめしたい時期

4月:沖縄はかなり暖かくなってきますが、真夏のような厳しい暑さではありません。海開きも始まっているため、「沖縄らしい旅行」を楽しみやすい時期です。

11月:沖縄ではまだ暖かい日が多く、本土の11月と比べるとかなり過ごしやすく感じるでしょう。真夏のような強い暑さもなく、観光には向いています。

冬の沖縄旅行も意外とおすすめ

12月から3月の冬の沖縄も、年配の方との旅行には悪くありません。
もちろん沖縄にも寒い日はあります。
ただ、本土の冬から沖縄へ来ると、暖かく感じる日も多くあります。
また、冬は沖縄の観光が比較的落ち着いている時期です。人混みを避けながら、ゆっくり観光したい場合にはおすすめです。

逆に、7月・8月などの真夏は注意が必要です。沖縄の夏は非常に暑く、日差しも強烈です。若い人なら平気でも、70代・80代の方にはかなりの負担になることがあります。

高齢の親との沖縄旅行なら、暑さを避けることを優先するのがおすすめです。

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観光スケジュールは「詰め込まない」が基本

これが、私自身の経験から一番伝えたいことです。
予定は詰め込まない。
これが本当に大切です。

私も最初は、「せっかく沖縄まで来たのだから、沖縄の戦跡を見せよう」「世界遺産も見せよう」「綺麗な景色の場所にも連れて行こう」「せっかくだから、あそこにも行こう」と、いろいろな観光地を考えていました。
ところが、実際には南部の戦跡とひめゆりの塔を見て、食事をしたところで観光が終わったことがあります。
最初は「もっといろいろ見せたい」と思っていたのですが、親は戦績に興味を持ち、予想以上に熱心に見学していたり、途中で疲れが出るなどで、体力面、時間面を考え、その日の観光を終えました。

「全部見る」より「疲れない」が大切

高齢になると、歩くスピードが遅くなります。さらに、若い頃と比べて疲労が蓄積するのも早くなります。
そして意外と大きいのが、
「あれもこれも見たい」と思っていても、途中で疲れてしまう
ということです。

本人も旅行前には、「ここに行きたい」「あそこも見たい」とたくさん希望を言っていたとしても、実際に観光を始めると、「もういいかな」となることがあります。

あらかじめ観光ルートは考えておきながら、その日の体力や様子を見て予定を変更できるようにしておくことをおすすめします。
「今日はここまでにしよう」と言える旅行のほうが、親にとっても楽しい旅行になります。

親が「疲れた」と言わないことにも注意

もう一つ注意したいのが、親が遠慮しているケース。
子どもに沖縄旅行へ連れてきてもらっていると、「せっかく連れてきてもらったのだから……」と、疲れていても言い出せないことがあります。

特に親子や親族間の関係によっては、かなり気を使っている場合があります。
そのため、「疲れた?」と聞くだけではなく、
「ちょっと休憩しようか」「ホテルに戻って休もうか」と、こちらから休憩を提案するくらいでちょうどいいと思います。

沖縄の観光施設は「歩く距離」に注意

沖縄の主要観光施設は、バリアフリー化が進んでいます。
ただし、
バリアフリー=歩かなくていい
という意味ではありません。

昔からある観光施設の場合、後からバリアフリー化されたところも多く、段差が少なくても駐車場から施設までかなり歩くことがあります。
高齢の親との旅行では、観光施設そのものよりも、駐車場から施設までの距離や、施設内をどれくらい歩くのかを意識することが大切です。
現役世代が5分歩く程度な何とも感じませんが、高齢者になると、その5分の距離が体力を減らしていることも多いです。

美ら海水族館も意外と歩きます

沖縄の代表的な観光地といえば、やはり美ら海水族館。
国営の施設ということもあり、バリアフリーにも配慮されています。
若い人なら、

美ら海水族館を見る

マナティーやウミガメを見る

イルカショーを見る

お土産を見る

というコースでも、それほど苦にならないかもしれません。
しかし、高齢の方にとっては話が変わります。

高齢者の場合、最も近い駐車場から水族館入り口まで5分〜10分程度は歩きます。sさらに、水族館の中を歩き、さらにイルカショーを見るために移動する……。
これだけでもかなりの距離になります。
本人は最初のうちは珍しい魚を楽しそうに見ています。
ところが、しばらくすると疲れが出てきます。
特に注意したいのが、「本人が歩けているから大丈夫」と思わないこと。
高齢者は、疲れが表面化する頃にはかなり疲労がたまっていることがあります。

美ら海水族館自体は年配の方の観光には、おすすめの場所です。
美ら海水族館内には休憩できる場所もありますので、途中で座って休みながら、ゆっくり見学するのがおすすめです。

また、無理をせず、車椅子を借りるという選択肢もあります。
「車椅子を使うほどではない」と思っていても、長距離を歩く負担を減らすために利用するのも一つの方法です。

首里城も思っている以上に歩く

首里城も、高齢の方と訪れる場合は注意したい観光地です。
駐車場から守礼之門(入り口)で歩き、そこから首里城へ向かいます。
途中には石畳や坂道、階段などもあります。
首里城には段差の少ないルートで散策できる「バリアフリー見学コース」も用意されています。
詳しくは首里城公園の公式サイトで確認できます。
首里城公園「バリアフリー見学コース」

ただし、バリアフリーコースを利用したとしても、それなりに歩きます。段差を避けるために、かえって距離が長くなります。
年配の方でも、問題なく見学はできますが、若い人の感覚よりも相当時間がかかります。
体力に不安がある場合は、こちらも車椅子の利用を検討してみてもよいでしょう。

レンタカーは「少し大きめ」が楽

沖縄旅行では、レンタカーを利用するケースが多いと思います。
もちろんコンパクトカーでも問題ありません。
ただ、70代以上の親と一緒に長距離を移動するのであれば、予算に余裕があれば、少し大きめで静かな車を選ぶのもおすすめです。

例えば、那覇から美ら海水族館方面まで移動すると、1時間半程度はかかります。
長時間のドライブでは、

  • 車内が狭い
  • エンジン音が大きい
  • 乗り降りしにくい

といったことも、意外と疲労につながります。
コンパクトカーより、ワンランク上の車を選ぶことで、移動中の疲れを少し減らせます。
また、高速道路を利用する場合は、途中でトイレ休憩を入れることも忘れないようにしましょう。沖縄自動車道には2箇所のサービスエリアがあります。また、一般道でもコンビニは多いので、マメにトイレ休憩を入れることをおすすめします。

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食事は「ホテルのスタッフに聞く」のがおすすめ

高齢の親との沖縄旅行で意外と難しいのが、食事のお店選びです。
インターネットで、「沖縄 人気店」「沖縄 おすすめ居酒屋」などと検索すれば、たくさんのお店が出てきます。

しかし、人気店だからといって、高齢者との食事に向いているとは限りません。ネットで出てくる人気店は若い人向けの店が多いのが実態です。
店内が狭かったり、テーブルが小さかったり、若い人で賑わっていたり、長時間待つ必要があったりすることもあります。

そこでおすすめしたいのが、宿泊しているホテルのスタッフに聞くこと。
ホテルのスタッフは周辺の飲食店について詳しく、年配の夫婦でも利用しやすい店などを教えてくれることがあります。

できればチェックインしてからではなく、旅行前やチェックインした早い段階でお店を相談して、予約しておくのがおすすめです。
特に那覇の週末などは、人気店が満席になることもあります。

沖縄民謡の居酒屋も選択肢

音量が苦手でなければ、沖縄民謡を楽しめる居酒屋なども面白いと思います。
「沖縄に来た」という雰囲気を感じられるので、親世代にも喜ばれることがあります。
ただし、店によってはかなり賑やかなので、静かな場所を好む方には向きません。
親の性格や好みを考えて選びましょう。

ホテルは「ホテル内で完結できる」と楽

ホテル選びも重要です。
予算が許すのであれば、個人的にはリゾートホテルがおすすめです。

理由は、疲れたらホテルから出なくてもいいからです。

ホテル内にレストランがあれば、夕食のために車で移動する必要もありません。
観光で疲れてしまった日は、ホテルでゆっくり過ごすという選択もできます。
これは高齢の親との旅行ではかなり大きなメリットです。

那覇のホテルなら駐車場を確認

那覇市内のシティホテルなどを利用する場合は、駐車場の場所を確認しておきましょう。ホテルによっては、駐車場がホテルから少し離れていることがあります。
若い人なら気にならない距離でも、高齢者にとっては負担になることがあります。
できれば、ホテルの入口から駐車場までの距離も確認しておくと安心です。

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高齢者との沖縄旅行は「有名観光地」だけじゃない

親との旅行だからといって、若い世代が楽しむ観光地をすべて回る必要はありません。
むしろ、景色を見る、植物を見る、沖縄の文化を見る、買い物をするといった、ゆっくり楽しめる観光のほうが向いていることがあります。

例えば、

  • 万座毛
  • 残波岬
  • 東南植物楽園
  • ビオスの丘
  • 道の駅
  • ファーマーズマーケット
  • 海洋博公園
  • おきなわ郷土村

などです。

道の駅やファーマーズマーケットも面白い

意外とおすすめなのが、道の駅やファーマーズマーケットです。沖縄の野菜や果物、特産品などを見ることができます。観光地を歩き回るのとは違い、買い物をしながら沖縄の日常を感じられるのも魅力です。北部なら名護、南部なら糸満方面のファーマーズマーケットなどを組み込むのも面白いと思います。
お土産を探す場所としても利用できます。

名護ファーマーズマーケット
糸満ファーマーズマーケット

海洋博公園は高齢者との旅行におすすめ

美ら海水族館は歩くと書きましたが、美ら海水族館へ行くのであれば、海洋博公園を一つの観光エリアとして水族館以外も観光すると車での移動時間を節約できるのでお勧めです。

海洋文化館

世界の海洋文化を紹介する展示を見ることができ、プラネタリウムもあります。また1975年に開催された海洋博に関する展示もあります。
世界の文化に興味がある方にもおすすめです。暑い日の場合、プラネタリウムでクールダウンもできます。(なにより空いてます)

熱帯ドリームセンター

熱帯・亜熱帯の珍しい植物や果物を楽しめる施設です。
植物が好きな方なら、かなり楽しめると思います。ただし、敷地が広いため、ここも無理に歩き回らないことが大切です。
熱帯ドリームセンターは美ら海水族館から少し離れてますので、園内を循環している遊覧車(有料)の利用をオススメします。

おきなわ郷土村

沖縄の古民家などを見ることができます。
沖縄の昔の暮らしや文化に興味がある方には面白い場所です。

万座毛は比較的ゆっくり楽しめる

景色を楽しむなら万座毛も候補になります。
現在は施設も整備されており、以前より見学しやすくなっています。お茶を飲みながら休憩できるスペースもあります。
景色を眺めながら、ゆっくり散歩する感覚で楽しめるのもポイントです。
ただし、もちろん無理に歩く必要はありません。

琉球村も候補に

琉球村では、沖縄の古民家や昔ながらの沖縄文化を見ることができ、また水牛などもいるので、面白いです。
比較的平坦な場所も多く、沖縄らしい雰囲気を楽しめます。
沖縄の歴史や文化に興味がある親御さんなら、こうした施設のほうが喜ばれることもあります。

沖縄ワールドは滞在時間に注意

南部方面なら沖縄ワールドも候補です。
鍾乳洞などを見ることができますが、ここはある程度歩くことを想定しておいたほうがいいでしょう。鍾乳洞は足元もあまり良くないので、注意が必要です。
ただ、お土産が充実していたり、スーパーエイサーショーなどは座ってゆっくりみれますので、楽しんでもらえるかと思います。

ただ、通常の見学ルートでは途中で大幅にショートカットするのが難しいため、
「少しだけ見て帰ろう」と思っていても、想像以上に時間がかかることがあります。

高齢の親と行く場合は、最初から時間に余裕を持っておくのがおすすめです。
また、鍾乳洞には入らずに、エイサーショーなどだけを見学したい場合は、スタッフに相談してみましょう。別ルートを案内してくれます。

ビオスの丘・東南植物楽園は植物好きにおすすめ

植物が好きな親御さんなら、ビオスの丘や東南植物楽園も候補になります。
沖縄ならではの亜熱帯植物や南国らしい景色を楽しむことができます。ただし、こちらも敷地が広いので、歩く距離には注意してください。

東南植物楽園では、例年10月後半から5月頃にかけて夜間イルミネーションが行われています。暑さが苦手な方なら、涼しくなる夕方から夜にかけて訪れるという方法もあります。

世界遺産は「歩けるか」を確認してから

沖縄には世界遺産に関連する観光地が数多くあります。
代表的なところでは、

  • 首里城
  • 斎場御嶽
  • 中城城跡
  • 今帰仁城跡
  • 座喜味城跡
  • 勝連城跡
  • 識名園

などがあります。
ただし、これらはすべて高齢者向きというわけではありません。
世界遺産だからといって、親を連れて行く場所として必ずしもおすすめできるわけではありません。特に城跡などは、坂道や石畳、階段が多い場所があります。

首里城:石畳や坂道がありますが、比較的見学しやすい場所です。足腰に問題がなければ、十分楽しめると思います。バリアフリー見学コースもあります。首里城サイト

斎場御嶽:足元があまり良くない場所があります。特に雨が降った後は滑りやすくなるため、高齢の方と一緒の場合は十分注意してください。天候が悪い場合は、無理に行かないという判断も必要です。斎場御嶽サイト

中城城跡:一番上まで行くには、ある程度歩く必要があります。坂道などもあるため、足腰に不安がある場合は注意しましょう。中城城跡

今帰仁城跡:こちらも上まで歩く必要があります。ただ、城跡の中では比較的穏やかな坂道もあります。例年1月下旬から2月上旬頃には桜まつりが開催されるため、冬の沖縄旅行と組み合わせるのも面白いでしょう。今帰仁城跡

座喜味城跡:城跡の中では比較的歩く距離が短いほうです。ただし、規模がそれほど大きくないため、見学できる場所は限られます。「沖縄のグスクを一つ見てみたい」という程度なら候補になります。座喜味城跡

勝連城跡:高台からの景色が非常に綺麗な城跡です。一方で、かなり急な坂があります。景色は素晴らしいのですが、高齢の親と一緒の場合は、足腰の状態を考えて判断したほうがいいでしょう。勝連城跡

識名園:個人的には、年配の方との旅行では比較的おすすめしやすい場所です。琉球王家ゆかりの庭園で、昔の沖縄の建物や庭園を見ることができます。沖縄の歴史や文化をゆっくり楽しむタイプの観光なので、親世代との旅行にも向いていると思います。識名園

「車椅子を借りる」は遠慮しなくていい

年齢にもよりますが、高齢の親との旅行で、ぜひ覚えておいてほしいのが、「車椅子を借りることをためらわない」ということです。
普段は歩けている人でも、沖縄旅行では想像以上に歩くことがあります。
観光地では、

駐車場

入口

館内

別の施設

駐車場

と、気づかないうちにかなりの距離を歩いています。
「車椅子が必要なほどではない」と思っていても、旅行中の疲労を減らすために利用するのは十分ありだと思います。車椅子の貸し出しのある施設では、思い切って車椅子の利用もおすすめします。
ご本人が嫌がる場合も多いので、無理を強いることのないように。

高齢の親との沖縄旅行で大切なのは「予定通りに行かない」こと

ここまでいろいろ書きましたが、最も大切なのは、
予定通りに観光地を回ることではなく、ご両親にとっては、息子、娘と一緒に沖縄へ来て、
「沖縄の海を見た」
「美味しいものを食べた」
「ホテルでゆっくりした」
それだけでも、十分思い出に残る旅行になると思います。
何より、息子や娘と一緒に旅行ができたこと自体がご両親にとっては、最大の思い出になるのではないかと思います。

70代、80代の親との旅行では、一日に1~2か所くらいを目安にして、余裕を持ったスケジュールにするくらいがちょうどいいと思います。

もちろん、親御さんが元気で旅行好きなら、もっとたくさん回ってもいいと思います。逆に足腰に不安がある場合は、一か所だけでも良いと思います。

沖縄旅行は「親に合わせる」くらいがちょうどいい

せっかく沖縄まで来たのだから、「いろいろな場所を見せてあげたい」という気持ちはよく分かります。私自身も最初はそうでした。しかし、実際に高齢の親族と一緒に観光してみると、「見せたい場所」と「本人が楽しめる場所」は違うということがあります。

若い人にとっては「沖縄に来たら絶対ここ」という場所でも、親世代にはそれほど興味がないかもしれません。
逆に、何気なく立ち寄った道の駅で沖縄の野菜や果物を見たり、何気に咲いているハイビスカスやブーゲンビレアなどの草花に感動することもあります。
だからこそ、年配の親との沖縄旅行では、観光地の数よりも、親が疲れずに楽しめることを優先する。
これが一番大切なのかと思っています。

年配の親との沖縄旅行・まとめ

70代、80代の親との沖縄旅行では、若い世代だけの旅行とは少し考え方を変える必要があります。
ポイントをまとめると、

  • 旅行時期は4月・11月頃がおすすめ
  • 12月~3月の冬も候補
  • 真夏は暑さに注意
  • 観光スケジュールは詰め込みすぎない
  • 一日に1~2か所程度でも十分
  • 「疲れた」と言われる前に休憩する
  • 駐車場から観光施設までの距離を確認する
  • 車椅子の利用も積極的に検討する
  • レンタカーは乗り降りしやすく静かな車がおすすめ
  • 長距離移動ではトイレ休憩を忘れない
  • 食事はホテルスタッフに相談すると安心
  • ホテルはホテル内で食事ができると便利
  • 道の駅やファーマーズマーケットも候補
  • 景色や植物、沖縄文化を楽しむ観光もおすすめ
  • 世界遺産は坂道・石畳・階段などを事前に確認する
  • 「全部見る」より「疲れない」を優先する
高齢者の旅行まとめ

そして何より、「せっかく沖縄に来たのだから、全部見せてあげよう」と頑張りすぎないこと。

親と一緒に沖縄で過ごす時間そのものが、旅行の一番の思い出になるのだと思います。
「今日はここまでにしようか」と予定を切り上げて、ホテルでゆっくりしたり、夕食の時間を長く取るなども良いと思います。
そんな沖縄旅行も、きっと素敵な親孝行になるはずです。

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