チェケラッチョ!!は、沖縄を舞台に、高校生たちの友情、恋愛、音楽、そして卒業を描いた青春映画。
2006年4月22日に公開され、監督は宮本理江子さん、原作・脚本は秦建日子さん。主演は市原隼人さん、ヒロイン役を井上真央さんが演じています。(上映時間117分)
沖縄で生まれ育った高校3年生の伊坂透(市原隼人)、南風原唯(井上真央)、玉城哲雄(平岡祐太)、本部暁(柄本佑)。特別に勉強ができるわけでも、スポーツが得意なわけでもない、ごく普通の高校生4人が主人公。そんな彼らの生活が、沖縄の人気インディーズ・ヒップホップバンド「ワーカホリック」のライブをきっかけに大きく変わっていきます。
「自分たちも音楽をやってみよう!」
そうして結成したラップバンドの名前は「098」。
いかにも沖縄らしい名前(沖縄の市街局番。ちょっと時代を感じますが、、、)
しかし、4人は本格的な音楽経験はない。楽器の練習をしたり、ラップに挑戦したりしながら、やがてライブのステージに立つことに・・・。
もちろん、音楽だけがテーマではなく透が思いを寄せる渚、そして透にひそかに思いを寄せている唯。恋愛ごとも入ってます。
さらに、卒業後の進路や東京への進学など、それぞれの未来が見え始めることで、4人の関係にも少しずつ変化が生まれていきます。
友情、恋、音楽、そして高校生活最後の時間。
高校生なら誰もが経験するような「卒業前のモヤモヤした気持ち」を、沖縄の青い空や海を背景に爽やかに描いた作品です。
沖縄の高校生の日常が楽しい
この映画の大きな魅力は、やはり「沖縄」。
青い海、青い空、南国らしい風景。
本土から見ると「沖縄らしい!」と思うような景色が、主人公たちにとっては当たり前の日常として描かれています。
昔ですが、テレビの作品紹介でも、主人公たちにとって「青い空も輝く海も日常の風景」と紹介されてたことを記憶してます。観光地としての沖縄ではなく、沖縄で暮らす高校生たちの日常を描こうとしていることがよく分かる作品です。
家ではオバァの三線が聞こえてきたり、沖縄の方言や文化が登場したりと、沖縄らしい要素も随所に登場します。
沖縄を舞台にした青春映画として、かなり分かりやすく「沖縄」を楽しめる作品です。
市原隼人さんと井上真央さんの若さにも注目
そして、今見るもう一つの見どころが出演者。
主演の市原隼人さんは伊坂透役。
当時の市原隼人さん、若い!!この映画の高校生役にぴったり。
そしてヒロインの南風原唯を演じるのが井上真央さん。
透に思いを寄せながらも、なかなか素直になれない唯を演じています。
現在の2人を知っている世代が改めて見ると、「若い!」と必ず思うはずです。
また、平岡祐太さん、柄本佑さん、玉山鉄二さんなども出演しており、現在ではすっかりベテランとなった俳優さんたちの若い頃を見ることができます。
さらにKONISHIKIさん、柳沢慎吾さん、平田満さん、陣内孝則さん、ガレッジセールの川田さん・ゴリさんなど、個性的派のキャストが盛りだくさんです。
沖縄好きならロケ地にも注目
沖縄好きの人なら、ストーリーだけでなく「ここ、どこで撮っているんだろう?」とロケ地を探しながら見るのも面白い映画です。
沖縄県内でも多くの撮影が行われており、南城市の「あざまサンサンビーチ」は劇中の重要なライブ会場として登場。
劇中ではKONISHIKIさん演じるアンディのお店が設置されたほか、クライマックスのライブ会場にもなりました。
また、沖縄本島北部の本部町にあるエメラルドビーチや、恩納村の万座周辺などもロケ地として紹介されています。
沖縄に観光で来たことがある方も沖縄在住の人も、ここ知ってる!ここ行った!という楽しみ方もできます。
ただし、沖縄県民目線では「ん?」となるところも
ただ、、、沖縄在住者が見ると、
「いやいや、この場所のつながりはちょっとおかしくない?」
と思ってしまう場面もあります。
いくつかの場所を組み合わせて「沖縄の青春」を作っているため、細かく見ていくと、少し不自然に感じる部分もあります。
映画なので、実際の沖縄の地理や生活を完全に再現しているわけでないので、ご愛嬌。そういう指摘をしながら見るのも面白いです。
「沖縄を舞台にした青春映画なんだから、それでいい!」くらいの気持ちでみましょう!
主題歌はORANGE RANGE
音楽映画ということもあり、音楽にも注目。
エンディングテーマと挿入曲には、沖縄出身のORANGE RANGEの楽曲が使用されています。
2000年代の沖縄といえば、ORANGE RANGEを抜きに語るのは難しいほどの存在でした。
そのORANGE RANGEの音楽が作品に加わることで、2000年代の沖縄らしい空気感も強く感じられます。
沖縄旅行の前に見るのもおすすめ
『チェケラッチョ!!』は、沖縄旅行の観光ガイドになるような映画ではなく、むしろ、沖縄で暮らす高校生たちの青春を、海や空、音楽と一緒に楽しむ映画かと思います。
沖縄旅行の前に見れば、「この場所、映画に出てきたところだ!」とロケ地探しを楽しめますし、沖縄に住んでいる人なら、「昔の沖縄ってこんな感じだったな」と懐かしく感じる部分もあるかもしれません。何より、市原隼人さんのカッコよさと、井上真央さんの可愛さを楽しめる青春映画。
難しいことを考えず、沖縄の青い空と海、若者たちの恋と友情、そして音楽を楽しむ。
そんな気軽な気持ちで見るのがおすすめです。
がっつりオススメって感じではないのですが・・・沖縄が好きな人、青春映画が好きな人、そして2000年代の沖縄の雰囲気を味わいたい人には、一度ご覧になると良いと思います。
『チェケラッチョ!!』作品情報
- 公開日:2006年4月22日
- 上映時間:117分
- 監督:宮本理江子
- 原作・脚本:秦建日子
- 出演:市原隼人、井上真央、平岡祐太、柄本佑、玉山鉄二、伊藤歩、KONISHIKI、柳沢慎吾、平田満、陣内孝則ほか
- 主題歌・挿入曲:ORANGE RANGE
- 配給:東宝
視聴方法
2026年8月現在、『チェケラッチョ』のネット配信サービスはありません。
(配信サービスは頻繁に変更になりますので、視聴前に各サービスご確認ください)
「TSUTAYA DISCAS」ではレンタルが可能です。見たい映画を検索して、チェックを入れておくと、順番に送られてきます。返却はポストに入れるだけ。
今時、DVDって感じもしますが、ここで紹介している、ちょっと古い映画は、ネット配信されていないもが多いので、歴代の沖縄が舞台の映画を見るには、便利なシステムです。
主なプラン
定額レンタル8: 月額2,052円(税込)
定額レンタル4: 月額1,026円
都度課金(単品)
2026年8月現在
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