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ORANGE RANGE、結成25周年の全国ツアーが沖縄からスタート

沖縄音楽
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沖縄県出身のバンド「ORANGE RANGE(オレンジレンジ)」が結成25周年を迎え、記念すべき全国ツアー「ORANGE RANGE LIVE TOUR 026-027 ~おかげさまで25周年!ニコニコカーニバル~」をスタートさせた。

初日は2026年8月29日(土)、地元・那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場にて開催。四半世紀の節目となる記念すべき一夜を、まずは地元・沖縄のファンとともに迎える形となった。

ツアーはこの後、全国36会場を巡る長期スケジュールで展開され、2027年3月14日の兵庫・神戸国際会館公演で千秋楽を迎える予定となっている。ホール規模の会場でじっくりと聴かせる構成が特徴で、デビュー以来25年分の楽曲の厚みを存分に味わえるツアーになりそうだ。

勢いを増す25周年イヤーの活動

ORANGE RANGEはここ数年、活動のギアを一段と上げている。2025年には「イケナイ太陽」が思わぬリバイバルヒットとなったことをきっかけに、実に19年ぶりとなるNHK紅白歌合戦への出場を果たした。この勢いのまま迎えた2026年の25周年イヤーには、映画『アギト -超能力戦争-』の主題歌を担当することも発表されており、話題は尽きない。

さらに、25周年を記念して関西の遊園地・ひらかたパーク(大阪府枚方市)とのコラボレーション企画「ORANGE RANGE 25th Anniversary! めんそーれ、ひらパー!」も期間限定で実施されるなど、ライブ以外の形でもファンとの接点を広げている。

かつて「上海ハニー」「ロコローション」といった大ヒット曲で一時代を築いたバンドは、その後、爆発的なブームこそ落ち着いたものの、沖縄復帰50周年記念楽曲の発表など、地道かつ積極的な活動を継続。今回のツアーと紅白復帰は、そうした積み重ねが改めて広く届いた結果とも言えそうだ。

沖縄発、次々とスターを生み出す「音楽の島」

今から30年ほど前、日本には「沖縄ブーム」と呼べる時代があった。沖縄出身のバンドやアーティストが次々と全国区でヒットを飛ばし、沖縄アクターズスクール出身の歌手たちもエンタメ界を席巻した時代だ。

BEGIN、安室奈美恵、HY、ORANGE RANGE、D-51、SPEED、MONGOL800、かりゆし58、三浦大知、DA PUMP、MAX、キロロ――挙げればきりがないほど、沖縄からは数多くのアーティストが誕生してきた。

近年こそ、あの頃のような爆発的なブームは落ち着いているが、安室奈美恵さんが引退された以外は、いずれのアーティストも活動を継続中だ。沖縄県内を中心に地道に活動を続ける人もいれば、毎年のように全国ツアーを行うアーティストもいる。形は様々ながら、これほど長期にわたって第一線で活躍し続けるアーティストを次々と輩出する沖縄のエンタメの底力には、改めて驚かされる。

長く活動を続けてきたアーティストたちは、年月を重ねるごとに音楽性にも深みが増しているように感じる。若い頃のリズムやノリの良さだけでなく、聴く人の心に静かに響くような音楽を作り出すようになってきているのではないだろうか。

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生活に音楽が溶け込む土地、沖縄

沖縄が「音楽の島」と呼ばれるのには理由がある。日常のなかで三線の音が自然と耳に入ってくることもあれば、米軍基地内のFM局から流れてくる本場の洋楽やブラックミュージックに触れる機会もある。

私が暮らす那覇の街なかでも、時折、近所の三線教室から漏れ聞こえてくる三線の音がある。こうした音楽にあふれた環境で生まれ育った人たちは、きっと体に自然と音楽が染み込んでいて、心の底から音楽を愛しているのだろうと思う。

ORANGE RANGEの25周年ツアーは、そんな沖縄の音楽文化の豊かさを改めて感じさせてくれる出来事でもある。全国を巡るこのツアーで、彼らが四半世紀かけて紡いできた音楽が、どんな景色を届けてくれるのか楽しみだ。

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