映画『真昼ノ星空』は、沖縄を舞台にした静かなラブストーリー。台湾から来た男性と、年上の女性、そして二人を見つめる若い女性。国籍も年齢も違う3人の孤独が、沖縄の街で少しだけ交差します。
監督は、沖縄を撮り続けている中川陽介さん。主演は鈴木京香さんと、台湾で人気のワン・リーホンさん、共演に香椎由宇さんです。
『真昼ノ星空』ってどんな映画?
物語の中心は、沖縄に身を潜める台湾の男性リャンソン。土曜の夜にコインランドリーで会う女性、由起子のことが気になっていきます。一方、プールの受付で働くサヤは、毎日泳ぎに来るリャンソンに惹かれていきます。帰国の日が迫るなか、3人の気持ちがどう動くのか。ストーリーを大きく盛り上げるタイプではなく、日常のなかの小さな揺れを追いかける作品です。
正直、不思議な映画でした
観終わってまず思ったのは「不思議な映画だな」ということ。数回観たら理解できるのかな、とも考えました。ただ、深い謎解きを求めて観る映画ではないような気もします。言葉にならない空気や余韻を、そのまま味わう映画なのかもしれません。
とにかく映像がきれい
この映画の魅力は、やはり映像です。過去にも沖縄を何度も映像にしてきた監督だけあって、撮影場所がかなり厳選されているのか、どの場面も絵になります。出演者も美しい方ばかり。台北の街らしさが出る映像もあり、映像を楽しむ映画としてはおすすめです。逆に、深い内容や分かりやすい展開を求める方には、少し不向きかもしれません。
玉城満さんの特別出演にも注目
沖縄の俳優さんでは、玉城満さんが特別出演されています。沖縄映画ファンには嬉しいポイント。「あ、出てる!」と探しながら観るのも楽しいです。
映画と一緒に楽しむ、台湾と沖縄のつながり
台湾は沖縄にとって、昔から近い存在です。映画を観たあとに、そのつながりを実際に体感できる場所を挙げます。
- 那覇空港:劇中でも「空港」が大きな意味を持ちます。那覇から台北へは直行便があり、2時間ほどで着きます。映画の余韻のまま、台湾旅行を考えるのもありです。
- 石垣島(八重山):1930年代、台湾から多くの農家が八重山に移り住みました。ドキュメンタリー映画『海の彼方』もその歴史を描いています。台湾と沖縄の深い関係を知ると、映画の見え方も変わります。
作品情報
- 公開日:2006年6月24日
- 上映時間:92分
- 監督・脚本:中川陽介
- 出演:鈴木京香、ワン・リーホン、香椎由宇、玉城満ほか
- 配給:ホリプロ/スローラーナー
まとめ
『真昼ノ星空』は、ストーリーの答えを探す映画ではなく、沖縄の風景と3人の孤独を静かに味わう映画です。映像美や、鈴木京香さん・ワン・リーホンさん・香椎由宇さんの共演を楽しみたい方に向いています。観たあとは、台湾と沖縄のつながりに思いを巡らせてみてください。
視聴方法
2026年10月現在、『真昼ノ星空』のネット配信サービスはありません。
(配信サービスは頻繁に変更になりますので、視聴前に各サービスご確認ください)
DVDの購入または、「TSUTAYA DISCAS」ではレンタルが可能です。見たい映画を検索して、チェックを入れておくと、順番に送られてきます。返却はポストに入れるだけ。
今時、DVDって感じもしますが、ここで紹介している、ちょっと古い映画は、ネット配信されていないもが多いので、歴代の沖縄が舞台の映画を見るには、便利なシステムです。
主なプラン
定額レンタル8: 月額2,052円(税込)
定額レンタル4: 月額1,026円
都度課金(単品)
2026年10月現在
